ブレーカーがよく落ちる原因と対処法|危険な症状と修理が必要なケースを解説

ブレーカが落ちる原因と対策

最近ブレーカーがよく落ちる…
エアコンを使うと電気が消えてしまう

何度も復旧しているけど大丈夫?

ブレーカーが落ちるのは、電気設備や配線を守るための正常な働きです。
しかし、頻繁に落ちる場合は電気の使いすぎだけでなく、設備の故障や漏電などが原因になっている可能性もあります。

特に漏電が原因の場合は、感電や火災につながる危険もあるため注意が必要です。

この記事では、ブレーカーがよく落ちる原因や対処法、業者へ相談すべき症状について分かりやすく解説します。

目次

ブレーカーが落ちる仕組みとブレーカーの種類

ブレーカーの仕組みと種類

一般家庭の分電盤には主に3種類のブレーカーがあります。

  • アンペアブレーカー
  • 安全ブレーカー
  • 漏電ブレーカー

それぞれ役割が異なります。

①アンペアブレーカー

契約アンペア数を超える電気を使ったときに作動します。

例えば30A契約の家庭で、以下の家電を同時に使用すると落ちることがあります。

  • エアコン
  • 電子レンジ
  • ドライヤー
  • 電気ケトル

②安全ブレーカー

特定の回路だけ電気を使い過ぎた場合に作動します。

例えば、キッチンだけ停電した、エアコンの部屋だけ停電した、といったケースです。

漏電ブレーカー

漏電が発生した際に作動します。

感電や火災を防ぐための重要な設備であり、原因を確認せず何度も復旧するのは危険です。

ブレーカーがよく落ちる主な原因

ブレーカーが落ちる主な原因

ブレーカーが頻繁に落ちる場合、単純に電気の使い過ぎだけが原因とは限りません。
契約アンペア数の不足やエアコンなど消費電力の大きい家電の使用、分電盤の老朽化、さらには漏電が関係していることもあります。

原因によってはそのまま使い続けることで停電を繰り返したり、最悪の場合は火災や感電につながる危険もあります。

ここでは、ブレーカーがよく落ちる主な原因について詳しく解説します。

電気の使い過ぎ

最も多い原因です。
特に夏や冬は消費電力が増えやすくなります。

例えば、以下の家電を同時に使用すると契約アンペアを超えてしまいます。

  • エアコン
  • 電気ストーブ
  • 電子レンジ
  • ドライヤー
  • IHクッキングヒーター

使う家電を分散させることで改善する場合があります。
頻繁に落ちる場合は契約アンペア数の見直しも検討しましょう。

エアコンや大型家電の使用

エアコンは運転開始時に大きな電力を使用します。
以下のような場合はブレーカーが落ちやすくなります。

  • 古いエアコンを使用している
  • エアコンと電子レンジを同時使用
  • 複数台のエアコンを同時運転

特に真夏や真冬は発生しやすい症状です。

分電盤やブレーカーの劣化

分電盤にも寿命があります。
一般的な目安は約13〜20年程度です。

以下の症状がある場合は早めにブレーカー交換、分電盤交換を検討したほうが良いでしょう。

  • ブレーカーが熱を持つ
  • 焦げ臭い
  • レバーが固い
  • 頻繁に誤作動する

設備の老朽化が原因の可能性があります。

漏電が発生している

最も注意が必要なケースです。
漏電とは、本来流れるべき場所ではないところへ電気が流れてしまう状態です。

原因としては、配線の劣化、雨漏り、屋外設備の故障、古い家電製品などがあります。

漏電ブレーカーが落ちる場合はなるべく早く専門業者へ相談しましょう。

ブレーカーが落ちたときの対処法

ブレーカーが落ちた時の対処法

ブレーカーが突然落ちると、

故障したのかな、、?

と不安になる方も多いでしょう。

しかし、原因によっては自分で安全に復旧できるケースもあります。
一方で、漏電や設備の故障が原因の場合は、むやみにブレーカーを上げることで危険を伴うこともあります。

まずは落ち着いて状況を確認し、原因を特定することが大切です。
ここでは、ブレーカーが落ちたときに確認したいポイントと正しい対処法を紹介します。

STEP
どのブレーカーが落ちたか確認する

分電盤を確認し、

  • アンペアブレーカー
  • 安全ブレーカー
  • 漏電ブレーカー

どれが作動したかを確認します。
原因の特定に役立ちます。

STEP
家電の使用状況を確認する

直前に使用していた家電を確認しましょう。

特に、電子レンジ、ドライヤー、電気ケトル、エアコンなどは消費電力が大きい機器です

STEP
ブレーカーを復旧する

原因が明らかに電気の使い過ぎであれば復旧しても問題ありません。
ただし、すぐに再び落ちる場合は注意が必要です。

消費電力の大きい家電をあまり使っていないにも関わらずブレーカーが落ちる場合は、無理に復旧せず電気工事業者へ相談するようにしましょう。

ブレーカーのこんな症状は要注意

ブレーカのこんな症状は要注意

ブレーカーが落ちる原因の中には、電気の使い過ぎだけでなく設備の故障や漏電など危険なケースもあります。
以下のような症状が見られる場合は、早めに電気工事業者へ相談することをおすすめします。

ブレーカーが毎日のように落ちる

一時的な電気の使い過ぎであれば、使用状況を見直すことで改善することがほとんどです。

しかし、毎日のようにブレーカーが落ちる場合は、契約アンペア数が不足している、分電盤が劣化している、配線に問題があるなどの可能性があります。

特に以前は問題なかったのに最近になって頻繁に落ちるようになった場合は、設備の不具合が隠れていることもあるため注意が必要です。

ブレーカーから焦げ臭いにおいがする

分電盤やコンセント周辺から焦げたようなにおいがする場合は非常に危険です。

内部で配線が発熱していたり、接触不良が起きていたりする可能性があります。
そのまま使用を続けると火災につながる恐れもあるため、すぐに使用を中止し、専門業者へ点検を依頼しましょう。

ブレーカーや分電盤が熱くなっている

ブレーカー本体や分電盤を触ったときに異常に熱い場合も注意が必要です。

電気が流れることで多少温かくなることはありますが、手で触れないほど熱い場合や異臭を伴う場合は異常な発熱が起きている可能性があります。

設備の老朽化や内部部品の故障が原因となっていることもあります。

雨の日だけブレーカーが落ちる

晴れの日は問題ないのに、雨の日だけブレーカーが落ちる場合は漏電が疑われます。

屋外の照明やコンセント、エアコンの配線部分などに雨水が入り込み、漏電が発生しているケースがあります。
放置すると感電や火災につながる危険があるため、早めの点検をおすすめします。

ブレーカーを上げてもすぐ落ちる

一度復旧してもすぐにブレーカーが落ちてしまう場合は、単なる電気の使い過ぎではない可能性があります。

漏電や配線トラブル、家電製品の故障などが原因になっているケースも少なくありません。
何度もブレーカーを上げ直すのではなく、使用中の家電の電源を切り、原因を確認したうえで専門業者へ相談しましょう。

築15年以上で分電盤を交換したことがない

分電盤の寿命は一般的に13〜20年程度とされています。

築年数が経過している住宅では、ブレーカー本体や内部部品の劣化によって誤作動が発生することがあります。
特にエアコンやIHクッキングヒーターなど消費電力の大きな家電を使用している家庭では、定期的な点検や交換を検討すると安心です。

ブレーカーのトラブルは早めの点検がおすすめ

ブレーカーが落ちる原因は、単なる電気の使い過ぎから漏電や設備故障までさまざまです。
一時的なものであれば問題ありませんが、何度も繰り返す場合は注意が必要です。

特に以下の症状がある場合は早めの点検をおすすめします。

  • 毎日のように落ちる
  • 焦げ臭いにおいがする
  • 雨の日だけ落ちる
  • 漏電ブレーカーが作動する

安全に電気を使い続けるためにも、気になる症状がある場合は専門の電気工事業者へ相談しましょう。

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