EVコンセント設置費用の相場を解説|工事内容や補助金の目安も紹介

EVコンセントの設置費用を解説

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及に伴い、自宅にEVコンセントを設置する方が増えています。

外出先の充電スポットを利用する方法もありますが、自宅で充電できるようになると毎日の使い勝手が大きく向上します。

しかし、

EVコンセントの設置費用はいくらかかるかな
専用回路工事は必要?

補助金は利用できる?

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、EVコンセント設置費用の相場や工事内容、補助金の目安についてわかりやすく解説します。

目次

EVコンセント設置費用の相場

EVコンセント設置費用相場

一般的な戸建住宅でEVコンセントを設置する場合、費用相場は5万円〜15万円程度です。
設置場所や住宅の電気設備状況によっては、さらに費用がかかるケースもあります。

もっとも多いのは200Vコンセントを新設する工事で、本体価格よりも専用回路配線工事の費用が大きな割合を占めます。

また、分電盤の空き状況や駐車場までの距離によって金額が変動しますので注意が必要です。

EVコンセント工事の費用内訳

EVコンセント設置工事は、主に以下の費用で構成されています。

  • EVコンセント本体
  • 専用回路配線工事
  • 取付工事

それぞれ詳しく見ていきましょう。

EVコンセント本体の価格

EV充電用コンセントは比較的安価で、一般的な200Vコンセントタイプであれば5,000円〜20,000円程度が目安です。ポール一体型や鍵付きタイプ、屋外ボックス付き製品になると価格が上がります。

専用回路・配線工事費

EVコンセントは基本的に専用回路で設置します。
エアコンなどと同様に大きな電力を使用するため、既存のコンセントと共用することはできません。

専用回路配線工事の費用目安は、20,000円〜80,000円程度です。

配線距離が短い場合は安く済みますが、駐車場まで距離がある場合は費用が高くなる傾向があります。

取付工事費

コンセント本体の取付や配線接続などの作業費用です。

費用の目安は、10,000円〜30,000円程度です。

住宅の構造や施工方法によって変動します。

EVコンセント設置費用目安一覧表

項目費用目安
EVコンセント本体5,000〜20,000円
取付工事費10,000〜30,000円
専用回路工事20,000〜80,000円
配線工事10,000〜50,000円
総額目安50,000〜150,000円

一般的な戸建住宅であれば、総額10万円前後になるケースが多いでしょう。

EVコンセントが必要な理由

EVコンセントが必要な理由

EVは家庭用100Vコンセントでも充電できますが、実用性を考えると200Vコンセントがおすすめです。

100V充電では満充電まで非常に時間がかかるため、日常利用には不便な場合があります。

一方で200Vコンセントなら、一晩で十分な充電量を確保できるケースが多く、現在の戸建住宅では200V充電設備が主流になっています。
夜寝ている間に充電が完了するため、利便性が向上します。

追加料金が発生しやすいケース

追加料金が発生しやすいケース

EVコンセント工事では、住宅の状況によって追加費用が発生することがあります。

各家庭によって分電盤から設置場所までの距離や配線ルート、ブレーカーの空き状況など様々ですので、以下のケースを参考にご自宅の状況と照らし合わせてみてください。

分電盤から駐車場までの距離が長い

もっとも多い追加費用の原因です。

配線距離が長くなると、電線代、配管材、施工時間が増えるため費用も高くなります。

追加費用の目安は、10,000円〜50,000円程度です。

分電盤の空きがない

既存の分電盤に空きがない場合はブレーカー増設が必要になります。

場合によっては分電盤ごと交換になるケースもあります。
分電盤ごと交換の場合は想定より費用が高くなる可能性が高いです。

追加費用の目安は、20,000円〜100,000円程度です。

契約容量の変更が必要

EV充電により電力使用量が増えるため、契約アンペアの見直しが必要になることがあります。
その場合は契約している電力会社との契約変更が必要となります。

住宅によっては引込線工事が必要になる場合もあります。

壁貫通工事や配管工事が必要

配線経路によっては外壁への穴あけや配管工事が必要になります。

追加費用の目安は、10,000円〜30,000円程度です。

EVコンセント設置で利用できる補助金

EV関連設備には国や自治体の補助金が用意されることがあります。
ただし、補助金制度は毎年内容が変わるため注意が必要です。

自治体によっては、以下のように一部が補助対象になることがあります。

  • EV充電設備
  • 充電器本体
  • 設置工事費

例えば一部自治体では、充電設備に対して数万円から数十万円の補助が設定されています。

補助金の有無はお住まいの自治体ホームページで最新情報を確認しましょう。

業者選びで確認したいポイント

業者選びで確認したいポイント

EVコンセント工事を依頼する際は、価格だけで判断しないことが大切です。

確認したいポイントは以下の通りです。

  • EV工事の実績があるか
  • 見積もり内容が明確か
  • 配線方法の説明があるか
  • 電気工事士が施工するか
  • アフターサポートがあるか

EV工事は通常のコンセント増設より高負荷な設備を扱うため、施工実績のある業者を選ぶと安心です。

まとめ

EVコンセント設置費用は、一般的な戸建住宅で5万円〜15万円程度が目安です。

ただし、配線距離が長い、分電盤交換が必要、契約容量変更が必要、といった場合は追加費用が発生することがあります。

また、自治体によっては補助金を利用できる場合もあるため、工事前に確認しておくのがおすすめです。

EVを快適に利用するためにも、自宅の状況に合った充電設備を選び、信頼できる電気工事業者へ相談してみましょう。

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