Wi-Fiが遅い原因と対処法|速度が改善しないときのチェックポイントを解説

Wi-Fiが遅い原因と対処法と速度が改善しないときのチェックポイントを解説

Wi-Fiが急に遅くなると、動画が止まったり、オンライン会議が途切れたりして大きなストレスになります。

Wi-Fiが遅い原因は、ルーターの設置場所や接続台数だけでなく、LAN配線や通信機器の不具合が関係していることもあります。

この記事では、Wi-Fiが遅くなる主な原因や自分でできる改善方法、改善しない場合に考えられる原因についてわかりやすく解説します。

目次

Wi-Fiが遅くなる主な原因

Wi-Fiが遅くなる主な原因

Wi-Fiが急に遅くなったり、部屋によって通信速度が遅かったりする場合は、ルーターや通信環境に原因がある可能性があります。

原因によって改善方法は異なるため、まずは何が原因なのかを確認することが大切です。

ここでは、自分で確認できる主な原因を紹介します。

ルーターに一時的な不具合が発生している

Wi-Fiが急に遅くなった場合は、ルーターに一時的な不具合が発生している可能性があります。

ルーターは24時間電源を入れたまま使用されることが多く、長時間稼働し続けることで内部の処理が不安定になったり、通信エラーが発生したりすることがあります。

その結果、通信速度が低下したり、Wi-Fiが途切れやすくなったりするケースも少なくありません。

まずはルーターの電源を切り、30秒ほど待ってから再び電源を入れてみましょう。また、ONU(回線終端装置)も一緒に再起動すると改善する場合があります。

再起動しても速度が改善しない場合は、ルーターの故障や経年劣化、LAN配線など別の原因が考えられます。

ルーターの設置場所が適切ではない

Wi-Fiルーターの設置場所が原因で、通信速度が遅くなっているケースは少なくありません。

Wi-Fiの電波は壁や床、家具、金属製の家電などの影響を受けやすく、部屋の隅や床の上、テレビの裏などに設置すると電波が届きにくくなることがあります。

また、戸建て住宅では1階の端にルーターを設置していると、2階や離れた部屋では通信速度が低下しやすくなります。

ルーターはできるだけ家の中央付近で、床から1〜2m程度の高さに設置するのがおすすめです。
設置場所を見直すだけで、通信速度や電波の届きやすさが改善することもあります。

実際に私の自宅でも寝室にWi-Fiルーターを設置したところ、離れた書斎でWeb会議を行う際に電波が弱く苦労しました。

接続している機器が多すぎる

Wi-Fiルーターには、一度に通信できる機器の数に限りがあります。

スマートフォンやパソコンだけでなく、テレビ、ゲーム機、タブレット、防犯カメラ、スマートスピーカーなど、多くの機器を同時に接続していると、通信速度が低下することがあります。

特に家族全員が動画視聴やオンラインゲーム、Web会議などを同じ時間帯に利用すると、回線に負荷がかかり、Wi-Fiが遅くなりやすくなります。

まずは使用していない機器のWi-Fi接続を切ったり、不要な機器をネットワークから外したりしてみましょう。それでも改善しない場合は、高性能なWi-Fiルーターへの買い替えや、メッシュWi-Fiの導入を検討するのもおすすめです。

利用している周波数帯が適切ではない

Wi-Fiには主に2.4GHz5GHzの2種類の周波数帯があります。

2.4GHzは壁や障害物に比較的強く、離れた部屋まで届きやすいことが特徴です。
一方で、電子レンジやBluetooth機器などの影響を受けやすく、通信速度が遅くなることがあります。

5GHzは通信速度が速く、電波干渉を受けにくいことが特徴です。ただし、壁や床などの障害物には弱いため、ルーターから離れた部屋ではつながりにくくなる場合があります。

ルーターの近くで使う場合は5GHz離れた部屋で使う場合は2.4GHzというように、利用場所に合わせて切り替えると通信環境が改善することがあります。

Wi-Fiが遅いと感じたら、スマートフォンやパソコンがどちらの周波数帯に接続されているか確認してみましょう。

Wi-Fiルーターが古い

長年使用しているWi-Fiルーターは、経年劣化や性能不足によって通信速度が低下している可能性があります。

特に5年以上前に購入したルーターは、新しい通信規格に対応していないことが多く、スマートフォンやパソコンの性能を十分に活かせないケースもあります。また、長期間使用することで内部部品が劣化し、通信が不安定になったり、接続が途切れやすくなったりすることもあります。

ルーターを再起動しても改善せず、設置場所や接続機器を見直しても速度が変わらない場合は、ルーターの寿命が近づいている可能性があります。

購入から5年以上経過している場合は、新しいWi-Fiルーターへの買い替えを検討してみるのもおすすめです。

通信環境に原因があるケース

通信環境に原因があるケース

ルーターの再起動や設置場所の見直しなどを試しても改善しない場合は、Wi-Fiルーター以外の通信環境に原因がある可能性があります。

特にLAN配線やONU(回線終端装置)、インターネット回線に問題があると、自分で対処しても通信速度が改善しないことがあります。

ここでは、Wi-Fiが遅い原因として見落としやすいポイントを紹介します。

LAN配線が古い・劣化している

Wi-Fiが遅い原因は、Wi-Fiルーターだけとは限りません。
住宅内のLAN配線やLANケーブルが古いことによって、通信速度が低下しているケースもあります。

特に築年数が古い住宅では、現在の高速通信に対応していないLANケーブルが使用されていることがあります。また、長年使用したLANケーブルは、経年劣化や断線、接触不良などによって通信が不安定になることもあります。

ルーターを買い替えたり設置場所を見直したりしても改善しない場合は、LAN配線そのものに原因がある可能性も考えられます。

戸建て住宅で「2階だけWi-Fiが遅い」「特定の部屋だけ通信速度が出ない」といった場合は、LAN配線を見直すことで改善するケースも少なくありません。

LAN配線工事の費用や工事内容については、以下の記事で詳しく解説しています。

ONUやルーターが故障している

ルーターやONU(光回線の信号をインターネットへ接続するための機器)が故障すると、Wi-Fiの通信速度が極端に遅くなったり、インターネットにつながらなくなったりすることがあります。

特に長年使用している機器は経年劣化によって性能が低下し、通信が不安定になるケースも少なくありません。
また、本体のランプが正常に点灯していない場合や、頻繁に接続が切れる場合は、機器の不具合が原因の可能性があります。

まずはONUとルーターを再起動し、改善するか確認してみましょう。それでも症状が変わらない場合は、LANケーブルを交換したり、別のルーターで試したりすることで原因を切り分けられます。

機器を交換しても改善しない場合は、回線設備や宅内配線に原因があることも考えられるため、契約している回線事業者や専門業者へ相談することをおすすめします。

インターネット回線が混雑している

Wi-FiルーターやLAN配線に問題がなくても、インターネット回線の混雑によって通信速度が低下することがあります。

特に夜間や休日など、多くの人がインターネットを利用する時間帯は、回線全体に負荷がかかり、動画が止まったり、Webサイトの表示が遅くなったりするケースも少なくありません。

「昼間は問題ないのに夜だけ遅い」「週末になると通信速度が低下する」といった場合は、回線の混雑が原因である可能性があります。

まずは時間帯を変えて通信速度を確認してみましょう。

それでも常に速度が遅い場合は、契約している回線プランやプロバイダーに原因があることも考えられます。

回線事業者へ相談したり、より高速なプランへの変更を検討したりすることで改善する場合があります。

💡LAN工事は比較してから依頼しましょう

LAN配線工事は、料金や工事内容が業者によって異なります。口コミを比較して、安心して依頼できる業者を選びましょう。

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Wi-Fiを快適にする改善方法

Wi-Fiを快適にする改善方法

Wi-Fiが遅い原因は、ルーターの設定や設置場所、通信環境などさまざまです。しかし、原因に合った対処を行うことで、通信速度が改善するケースも少なくありません。

まずは手軽に試せる改善方法から実践し、それでも改善しない場合は、ルーターの買い替えやLAN配線の見直しも検討してみましょう。

ルーターの設置場所を見直す

Wi-Fiの通信速度を改善したい場合は、ルーターの設置場所を見直してみましょう。

ルーターは、家の中央付近で床から1〜2m程度の高さに設置すると、電波が家全体へ届きやすくなります。また、テレビの裏や棚の中、金属製の家具の近くは電波が届きにくくなるため、できるだけ避けるのがおすすめです。

設置場所を変えるだけで通信速度が改善するケースもあるため、ルーターの買い替えを検討する前に一度試してみましょう。

5GHz帯を利用する

5GHzは2.4GHzに比べて通信速度が速く、電子レンジやBluetooth機器などの影響を受けにくいため、動画視聴やオンラインゲーム、Web会議など高速通信が必要な場面に適しています。

スマートフォンやパソコンのWi-Fi設定画面から5GHzのSSID(ネットワーク名)を選択するだけで切り替えられる場合がほとんどです。

ただし、5GHzは壁や床などの障害物に弱いため、ルーターから離れた部屋では通信が不安定になることがあります。

ルーターの近くで利用する場合は5GHz、離れた部屋では2.4GHzと使い分けることで、より快適な通信環境を構築できます。

メッシュWi-Fiや中継機を導入する

ルーターの設置場所を見直しても電波が届きにくい場合は、メッシュWi-Fiや中継機の導入を検討してみましょう。

中継機は、ルーターから受信したWi-Fiの電波を中継して、離れた部屋まで電波を届ける機器です。
一方、メッシュWi-Fiは複数の機器が連携して家全体をWi-Fiでカバーするため、戸建て住宅や部屋数が多い住宅でも安定した通信環境を構築できます。

特に「2階だけWi-Fiが遅い」「ルーターから離れた部屋で通信が不安定になる」といった場合は、中継機やメッシュWi-Fiを導入することで改善するケースも少なくありません。

それでも通信速度が改善しない場合は、Wi-Fiルーター自体の性能不足や経年劣化が原因となっている可能性もあります。その場合は、Wi-Fiルーターの買い替えも検討してみましょう。

Wi-Fiルーターを買い替える

設置場所の見直しや周波数帯の切り替え、中継機の導入を試しても改善しない場合は、Wi-Fiルーターの買い替えを検討してみましょう。

Wi-Fiルーターは長年使用すると性能が低下するだけでなく、新しい通信規格に対応できず、本来の通信速度を十分に発揮できないことがあります。購入から5年以上経過している場合は、買い替えによって通信速度や接続の安定性が改善するケースも少なくありません。

また、家族で同時にインターネットを利用する機会が多い家庭や、動画視聴・オンラインゲーム・テレワークなどで高速通信を利用する場合は、利用人数や住宅の広さに合ったWi-Fiルーターを選ぶことも大切です。

新しいWi-Fiルーターへ買い替えても通信速度が改善しない場合は、Wi-Fiルーターではなく、LAN配線や宅内の通信環境に原因がある可能性もあります。

その場合は、LAN配線を見直すことも検討してみましょう。

LAN配線を見直して通信を安定させる

ルーターの設置場所を見直したり、新しいWi-Fiルーターへ買い替えたりしても通信速度が改善しない場合は、LAN配線そのものを見直すことで改善するケースがあります。

特に築年数が古い住宅では、LANケーブルや宅内配線が現在の高速通信に対応していないことがあります。
また、「2階だけWi-Fiが遅い」「部屋によって通信速度に差がある」といった場合は、Wi-Fiの電波だけでなく、LAN配線が原因になっている可能性も考えられます。

LAN配線工事を行うことで、各部屋へ安定した通信環境を構築でき、テレワークやオンラインゲーム、動画視聴なども快適に利用しやすくなります。

LAN配線工事の費用相場や工事内容について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

まとめ

Wi-Fiが遅い原因は、ルーターの一時的な不具合や設置場所、接続機器の数だけでなく、LAN配線や通信環境にある場合もあります。

まずはルーターの再起動や設置場所の見直し、5GHz帯への切り替えなど、自分でできる改善方法を試してみましょう。それでも通信速度が改善しない場合は、Wi-Fiルーターの買い替えやLAN配線の見直しを検討することをおすすめします。

特に「2階だけWi-Fiが遅い」「部屋によって通信速度に差がある」といった場合は、LAN配線を見直すことで通信環境が改善するケースも少なくありません。

LAN配線工事の費用相場や工事内容について詳しく知りたい方は、LAN配線工事の費用相場の記事もぜひ参考にしてください。

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